明日、2月20日、日ごろからお世話になっている株式会社京都科学様のウェブセミナー、「ジェネラリストナースのためのエコー活用術」に、講師として参加します。
まだ登録可能だと思いますので、興味のある方はぜひ申し込みのうえご視聴ください。
講義の内容は収録なのですが、その後の質疑応答の部分はライブ配信なので、現在絶賛準備中です。
シミュレーションルームを設定し直して、配信用に組み替えています。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
]]>
2月2日、管理栄養士の方を対象とした研修「腸閉塞/イレウス」を開催しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
単純性腸閉塞について説明しています。「イレウス」とは、腸の通過障害のことなのですが、近年、「腸閉塞」と「イレウス」は疾病概念が分かれました。それについて説明しています。
腹部の単純レントゲンの所見を説明しています。
この後、腹部の聴診についてもシミュレータを用いた演習を行いました。管理栄養士といえども、聴診器を用いた聴診をする世の中になってきたのですね。
腸閉塞/イレウスは、栄養指導などを行うことも多い疾患です。病態生理学的な理解を深めて、患者さんの臨めるといいですね!
]]>
先日、リハビリ職種の方を対象とした研修「脂質異常症とラボデータ」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
脂質異常症は、生活習慣病の原因として注目される、メタボリックシンドロームのうちの一つですね。
今回の講義は、生活習慣病を中心として、脂質異常症の成因と血液検査データの判読について学習します。
中性脂肪(トリグリセリド)と、コレステロールの違いについて説明しています。両者とも脂質ですが、構造が異なります。また、中性脂肪はエネルギーとして蓄積されていますが、コレステロールは様々な役割を生体内で果たすという機能的なことなりもあります。
適切に理解をすることにより、患者さんの病態理解にもつながりますね。
]]>
1月26日、管理栄養士の方を対象とした研修「腹部のフィジカルアセスメント」を実施しました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
講師は、ひめマリアのチーフトレーナー、松村が務めました。
この研修は、特に腹痛のアセスメントに絞った研修で、今回は管理栄養士の方が対象なので、カルテの記載を理解するための研修としました。
腹痛は、重症度がわかりにくいので、腹膜刺激症状などで、重症度を探る必要があります。
受講者の方は、とても熱心に学んでくださいました!
また来てくださいね
!
]]>
先日、医療職者を対象とした検査値判読セミナー「肝・胆機能とラボデータ」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
肝臓と胆嚢は近くにある臓器で、胆嚢から放出される胆汁は肝臓で作られることから、とても関連が強いです。
検査データを見ることで、「肝臓だけが悪いのか」「胆嚢だけが悪いのか」「肝臓と胆嚢が両方悪いのか」を知ることができます。
血液検査のデータは、単体の数字を見るのではなく、グループでみることで、より理解が深まります。
これからも頑張って勉強していきましょう!
]]>
1月17日、病院のリハビリ職種を対象とした研修「糖尿病とラボデータ」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中エグゼクティブマネジャーが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
糖尿病は、患者さんの推計が一説には1000万人といわれる、文字通り国民病です。そして、様々な病気のきっかけや増悪因子となっています。
糖尿病がやっかいなのは、私たちのエネルギーの源である糖質の代謝にかかわる病気なので、初期には自覚症状がほとんどないことです。ですから、糖尿病を理解するためには、「糖質」の「代謝」を理解する必要があるのです。それは、すなわち「生化学」!この講義では、生化学と病気、そして血液検査の値の関係性について講義します。
リハビリ職種の方は、普段あまりしない生化学の話に、ぐったりしたのではないでしょうか?しかし、特にリハビリ系の職種では、運動と生化学(栄養学)は切っても切り離せません。これをきっかけに、興味をもってくれればうれしく思います!
]]>
先日、看護師さんを対象とした研修「ECG3rd」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、12誘導心電図の判読をめざす3回シリーズの研修で、今回は3回目、最終回です。
1回目で心電図の基礎、2回目で虚血の心電図について学習した後、3回目では「不整脈の心電図」について学びます…、が、不整脈はほかのものに比べて学習内容が多いので、120分の研修です。
不整脈と伝導障害の種類など、基本的な講義を実施した後は、演習に取り組みます!
参加者の方は、お休みで来てくださったので私服です。皆さんの力になればうれしく思います!
]]>
先日、医療ソーシャルワーカーの方を対象とした研修「悪性新生物」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
「悪性新生物」とは、語弊がありますが誤解を恐れずに言えば「がん」のことです。
「がん」は、いまだに死亡者数の第1位で、入院、通院に関わらずたくさんの方が病院に来られます。
つまり、病院で働くためには、がんの知識は必ず必要ということになります。
この研修は、医療ソーシャルワーカーの方が、自発的に医療の知識を深めたいと始められました。
皆さんの力になればうれしく思います!
]]>
1月10日、看護師を対象とした心電図判読研修「ECG2nd」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、十二誘導心電図の判読を目指すための3回コースの公開研修で、今回は虚血の心電図について扱います。
参加されている看護師さんは業務外のため、私服で来られています。
講義に続いて、虚血性変化の可能性がある心電図について、演習で実際に判読していきます。
説明を受けるだけでなく、実際に判読してみることで、患者さんへの理解が深まります。
ふだんはなかなか看護師には縁のない十二誘導心電図ですが、使わないといけないときは本番なので、しっかりと判読できる必要がありますね。
3回目もぜひいらしてくださいね!
]]>
2024年も明けた1月5日、老人保健施設のリハビリ職を対象とした研修「高齢者とうつ」を開催しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました!
分散開催で、同じ内容の研修を分けて開催しています。(ですから、同じような内容のブログ投稿が多いのです…汗)
この日は4名の方が参加してくださいました。
うつ病の病態生理について説明しています。うつ病は、セロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の減少によって起こる(モノアミン仮説)と言われています。つまり、「誰にでも起こりうる」「脳の病気である」ことが理解するうえでのポイントになります。
うつ病は高齢者になると患者数自体は減少傾向にありますが、高齢者はうつ病のリスクがあり、認知症とも鑑別が難しいため、治療が遅くなりがちです。また、本人がうつ病であることを認識していない可能性もあります。
ご本人やご家族もそうですが、私たち医療関係者やスタッフが、チームでリスクを早期に発見して、専門機関への受診につなげていけるといいですね。スタッフの方とお話ししましたが、リスク意識が非常に高く、また利用者のことを尊重されている現場のようなので、今回の研修をぜひ実践につなげていただければ嬉しく思います。
]]>
昨年の話ですが、12月27日、老人保健施設のリハビリ職を対象とした研修「高齢者とうつ」を実施しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
業務の関係上、3回に分けて分散開催をしています。少人数の参加なので、対話もしやすくカジュアルな雰囲気で進みます。
うつ病の治療について説明をしています。急性期は薬物療法が中心となります。最近は副作用が少ない薬剤が開発されてきたので、長期的に服用することが可能になっています。
「高齢者とうつ」というタイトルですが、うつ病は高齢者に特有の病気ではありません。ただし、恒例の方はうつ病の引き金となるストレスを多く抱えがちですので、リスクは高いです。コメディカルは、その人のリスクを観察しながら、対象者の方の特性を尊重したかかわりをすることで、うつなどにかかわる「トラブル」を減らすことができるのですが、伺ったところ、日常的にそのような対応がされているようでした。
日ごろから質の高いケアをどの利用者の方にも実施することで、様々なトラブルに予防的に対処できているということですね。素晴らしいと思います!
]]>
12月27日、管理栄養士さんを対象とした研修「女性のがん」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
女性のがんは、子宮がん、卵巣がん、乳がんなどです。今回は、子宮がんと卵巣がんを中心に講義を行いました。
男性はもちろんですが、特に女性特有のがんは、ホルモンや妊孕性など、患者さんのライフサイクル全体にかかわる問題をはらんでいます。ですから、医療関係者はどの職種も知識を持ち、一貫したかかわりとケアを行っていくことが大切です。
管理栄養士の方は、食事指導など患者さんと関わる機会が多いので、その際に講義の内容が生きればうれしく思います。
]]>
2024年、新しい年を迎えることができました。
これも日ごろからひめマリアにいらして勉強をしてくださる皆さんのおかげです。厚く御礼を申し上げます。
ひめマリアは、今日、1月4日から営業です。
令和6年もバリバリ頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本日1月4日は、ひめマリアは設備のメンテナンスを行います。
自主学習は可能ですが、メンテナンスの状況によってはお待たせすることがございます。事前に連絡をくださいますとありがたいです。
明日、1月5日からは通常通り営業をいたします。
何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
イラストは、いらすとや様(https://www.irasutoya.com/)から借用いたしました。いつもありがとうございます!
]]>
2023年(令和5年)は、今日(12月29日)が最後の営業になります。
今年は、新型コロナウィルスを受けての様々な規制が解除となり、社会の動きが再開した年でしたね。
ひめマリアでも、出張研修や自主コンテンツなど、昨年までと比べて様々な動きが可能になりました。
それに呼応する形で、たくさんの方にひめマリアに来ていただきました。ひめマリアが活動できるのは、来ていただいた皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
さて、2024年は、ひめマリアは1月4日(木)から営業いたします。
1月4日は、設備面のメンテナンスを予定していますので、主催研修はありません。自主学習は可能ですが、メンテナンスの状況によってお待たせする場合がありますので、事前にご連絡を頂ければと思います。
1月5日(金)からは、通常の営業で研修も行います。
では皆さん、体調に気を付けて、よいお年をお迎えください!
イラストは、いらすとや様(https://www.irasutoya.com/)より借用しています。いつもありがとうございます!
]]>
12月22日、リハビリ職種を対象とした研修「利尿薬と電解質」を開催しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました!
1年目のリハビリ職種の方を対象としています。今回は、治療で服用している方も多い「利尿薬」について取り上げました。
利尿薬は、その名の通り尿をたくさん出すためのお薬ですが、その作用には電解質が関わっています。ですから、コメディカルも患者さんの電解質に敏感にならなければなりません。
今回のお話は、看護師さんのために作った講義をアレンジしたものなので、リハビリ職種の方のニーズからは少し外れているかもしれませんが、患者さんの変化の把握のきっかけにはなると思いますので、ぜひ活用してくださいね!
]]>
先日、看護師さんを対象とした研修「ECG2nd」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
この研修は、公開研修のため自由参加です。参加者の方は休みで来てくださっているので、私服です。
十二誘導心電図の基本的な判読を目指す3回シリーズの2回目で、「虚血」の心電図をテーマにしています。
STの上昇、低下や異常Q波などの判読を、模擬患者の心電図を使って行います。
なかなか機会がないのでちょっと難しそうですが、繰り返し実施することで、力がついていきます。
頑張って挑戦してみましょう!
]]>
今年も、残すところあとわずかですね。寒さも厳しくなってきました。
年末年始のひめマリアの予定をお知らせします。
年末は、12月29日(金)まで営業です。
12月30日(土)、31日(日)、1月1日(月)、2日(火)、3日(水)が年末年始休業となります。
1月4日(木)は開館しますが、全館メンテナンスを実施しますので、自主学習のみの受付となります。
1月5日(金)から通常営業です。
ご了承ください。
2023年もあと少し!もうひと頑張りして、明るい2024年を迎えましょう!
無料イラスト いらすとや から借用させていただいています。ありがとうございます!
https://www.irasutoya.com/
]]>
12月12日、医療ソーシャルワーカーと事務スタッフを対象とした研修「糖尿病」を実施しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
終業後の開催ですので、もう外は暗くなっています。
糖尿病の定義(実は結構難しいのです!)について説明しています。
この研修は、「福祉職であるソーシャルワーカーも患者さんの疾患について知りたい!」というリクエストに基づいて開催されて言います。ですから、できるだけわかりやすく、白板などを用いて説明しています。
皆さん、熱心に聞いていますね!糖尿病は、潜在患者数も多く、主観的な症状が出にくいため、医療者側のアプローチが重要になります。症状が出たときには不可逆なことが多いですし、そのコントロールは生涯続きます。
受講者の皆さん、リクエストがあれば、お待ちしています!
]]>
12月14日、老人保健施設のリハビリ職を対象とした研修「高齢者とうつ」を実施しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
少人数制の分散開催で実施しています。この回は2名の方の参加でした。
うつ病の診断基準について説明しています。「2週間以上毎日に続く」というところがポイントです。
認知症とうつ病の関係性について説明しています。認知症の方は、特に初期にうつに近い症状が現れることがあって、その鑑別が非常に難しいそうです。
高齢のうつ病の方への接し方について調べていたところ、「対象者を敬い、その人の人格を大事にして丁寧に接すること」などが書かれていて、印象的でした。スタッフの方に伺うと、どのような患者さんにもそのようなかかわりを心がけているとのこと、特別なことをしなくても専門的なかかわりができているということなのですね。尊敬です!
]]>
昨日お伝えしました通り、来年2月20日、株式会社京都科学様主催のウェブセミナー「ジェネラリストナースのためのエコー活用術」に、ひめマリアの田中EM, 松村CTが出演します。
今回は、その収録の様子をお伝えします。
収録時の様子です。収録は、ひめマリアで行いました。
手前の紺色のシャツを着ておられる方々が京都科学のスタッフの方です。撮影に関して、大変適切な指示を出していただきました。
ピリピリした緊張感の中で集録が始まります。
集録中の様子を窓の外から撮影。臨床検査技師の田中EMと看護師の松村CTが対話をしながら進めていく形式をとっています。スムーズに会話が成り立っているか、妙によそよそしいかは、見てからのお楽しみです!
休憩時の打ち合わせです。京都科学のスタッフの方が、たくさんの超音波用ファントムを持参してくださいました。
病棟だけでなく、教育関係や、在宅の看護師さんにも役立つ情報がてんこ盛り(のはず)です。
ぜひ、お楽しみになさってくださいね!
]]>
少し先の話になりますが、2月20日(火)13:30〜、ひめマリアもお世話になっております株式会社京都科学さま主催のウェブセミナー「ジェネラリストナースのためのエコー活用術」に、ひめマリアの田中EMと松村CTが出演することになりました!
実はもう収録は終えています。
タイトルにあるように、今回は対象者を「臨床の看護師さん(在宅を含む)」としていて、超音波を使ったことがない、初心者の方も理解しやすく、視聴後すぐに活用できるような内容にしています。
お忙しいとは思いますが、ぜひご覧ください!
]]>
ひめマリアの所属する聖フランシスコ会は、カトリックを母体としていて、クリスマスは盛大に飾り付けをします。
ということで、ひめマリアも飾りつけをしました!
修道院のシスターにとてもきれいに飾り付けていただきました。
来られた際には、ぜひ見てくださいね!
]]>
先日、看護師対象の研修「心電図1st」を実施しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
当研修は、十二誘導心電図の判読を目標にしたもので、3回シリーズの1回目です。
業務研修の一環なので、看護師さんはユニフォームで受講されています。
電子黒板を使って、心電図の判読について説明しています。
この研修では、心筋虚血の心電図がテーマです。心電図のSTが低下していますね。
高齢化が進み、循環器疾患の患者さんが増加していますので、その病状や変化をつかむのに、心電図は非常に役立ちます。
研修はまだ続きますので、しっかり判読ができるように頑張っていきましょうね!応援しています。
]]>
先日、看護師(助産師、保健師を含む)を対象とした検査データ判読セミナー(略:Labo)「血算・凝固」を実施しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
参加してくださった方は、お休みで来られていたので、私服です。
臨床検査の基本的な遵守事項についてまずはお話しします。看護師は血液検査を撮ることが多いのですが、採血の方法や試験管の取り扱いによって検査データが変わってしまうことがあります。患者さんから採取した血液から正確なデータを得るためには、看護師も正しい手技をマスターする必要があります。
血算データの基本的な項目、要素について説明をしています。
血算(CBC)は、血液検査では基本中の基本で、患者さんの血液や炎症の状態がわかります。基本的ですが、得られる情報は多く、看護に活かすことができるところも多くあります。基本的なところですが、しっかり学習しておくことが大切ですね。
]]>
先日、管理栄養士さんを対象とした研修「鉄代謝」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、学習者のリクエストによって終業後に行われています。皆さん勉強家です!
鉄の移動について説明しています。鉄は、血液の中で酸素を運ぶヘモグロビンなど、生体内で非常に重要な役割を担いますが、その輸送や貯蔵は複雑です。
基本的に鉄は食物からとるので、栄養士の方には特に大切な知識ですね。
ぜひ研修の内容を役立ててくださいね!
]]>
先日、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のリハビリ職種の方を対象に、研修「ECG(心電図)2nd」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この講義は、3回シリーズで構成されていて、目標として、リハビリ職種が患者さんの心電図からリスクを評価できることと、リハビリ中の患者さんの心電図変化に対応できることを目指しています。
前回、心電図の基礎的な知識を学習したので、2回目の今回は虚血性心疾患の心電図変化について学習します。
まずは、少しだけ講義をしますが、すぐに演習に移ります。
演習では、提示した心電図の虚血性変化を話し合って探していきます。みんなでワイワイ話し合って…。
「これが異常Q波じゃないかな?」「ここにもある気がする」など、ディスカッションの中で患者さんの状態に迫っていきます。
心電図は難しい印象を持たれがちですが、少し学習することで患者さんの変化がとてもよくわかる、優れた検査方法です。3回目は、不整脈についての研修です。お楽しみに!
]]>
先日、管理栄養士の方を対象とした研修「喫煙と健康」を開催しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、仕事中に開催されるので、分散開催としています。今回は、2名の方が参加してくださいました。
喫煙の健康に対する影響について説明しています。
管理栄養士の方が直接禁煙指導をする機会はあまり多くはないようですが、喫煙と食事をはじめとする健康行動は密接に結びついています。これからの管理栄養士の方はより患者さんの生活に密着した活動を期待されていますし、知識がお仕事に生きればうれしいです!
]]>
11月10日、老人保健施設のリハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)を対象とした研修「飲酒と健康」を実施しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、分散開催をしています。今回は4名の方が参加してくださいました。
皆さん、非常に熱心に受講してくださっていますね。
アルコールの健康被害による経済損失は非常に大きいといわれています。喫煙の方が健康被害は大きいですが、アルコールは依存や酩酊により社会的問題を引き起こす(交通事故やDV、自殺など)ことが影響を大きくしています。
また、様々な肝臓の障害やがん、認知症など、健康問題の原因になるのですが、引き起こされる健康問題の飲酒量にかなり差があり(少量ならば発症を抑制する疾患もある)、エビデンスを用いて飲酒量を制限するのは難しい側面があります。
高齢者は、飲酒による問題が起こりやすい方も多いですが、過程で起こることが多いので、私たちヘルスケアワーカーが知識を持ちながら見守ることが大切ですね。
]]>
11月2日、リハビリスタッフを対象にした研修「心電図研修1st」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
受講してくださった方、ありがとうございました!
心電図研修は、基礎編が1st〜3rdまで、応用編が4th〜6thまであり、段階によって難易度が異なります。
今回は心電図を判読するうえでの基礎的な内容を、主に講義で説明していきます。
リハビリスタッフでも、最近は患者さんの疾患が多様化していますし、リハビリの最中に心電図を確認することも多くあると思います。心電図を理解することで、患者さんの病態をより深く理解するきっかけになればうれしいです。
次回から、演習が始まります。しっかりと準備をしてくださいね!
]]>
今日、11月4日は土曜日です!
法人内の病院や事業所はお休みのところが多いのですが、ひめマリアでは、お休みを利用して法人の研修が行われています。
ところで、最近季節外れの温かさですよね!今日は真夏日になるかもとか。でも、朝はしっかり寒いので、今朝は霧が立っていました。ひめマリア周辺は普通に閑静な住宅街なのですが、なんだか幻想的な雰囲気です
山の稜線も、霧に隠れてしまっています。この霧ですが、1時間もしないうちに、すぐに晴れてしまいました。
参加者の方は、今日も研修、頑張ってくださいね!
]]>
朝晩がずいぶん寒くなってきたなと思っていたら、あっという間に11月になりました。
今年もあと2か月です。
勉強するにはいい季節になってきましたね。
ひめマリア11月の研修予定ができました。
詳細をお知りになりたい方は、ひめマリアのHPから、お知らせで研修予定表が入手できます。
枠がついている研修が、公開研修です。受講を希望される方や興味がある方は、ひめマリアHPのお問い合わせフォームからご連絡ください。
連絡をお待ちしております!
]]>
10月19日、同じ法人内にある介護サービス提供事業所に所属する登録ヘルパーと職員を対象とした研修「尿道留置カテーテルと陰部洗浄」を実施しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
沢山の方に参加をしていただきました。参加してくださった方、ありがとうございました。
ヘルパーさんが訪問される際に、様々な理由で膀胱留置カテーテルが挿入されている利用者の方がいらっしゃるそうです。医療教育を受けておられないヘルパーさんは、その扱いに困る場合が多いので、注意点や陰部洗浄の知識を教えてほしいとの依頼を受け、研修を開催しました。
スライドによる講義も実施しましたが、実際に導尿シミュレータと膀胱留置カテーテルを用意して、その仕組みがわかるように具体的に説明しています。
バックを持ち上げると、膀胱に尿が逆流して、逆行性感染の原因になることを実践的に説明をしています。
この後、女性用、男性用の陰部洗浄のデモンストレーションを行いました。
ヘルパーさんが訪問される利用者の方は、本当に様々な状況の方がおられて、その一人一人にオーダーメイドで介護サービスを実施するのは、気持ちだけでなく知識や経験が必要で、工夫しながら実践をしておられると思います。これからも研修を通して、皆さんをお手伝いできればうれしく思います。
]]>
10月16日、ひめマリアの自主研修「Labo#8 腎機能とラボデータ」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
この研修は、医療職、特に看護師やリハビリ職種などを想定してプログラムを組んでいるのですが、今回参加してくださったのはメディカルクラークの方でした。参加してくださった方、ありがとうございました。
今回は5名の方が参加してくださいました。忙しい業務時間を縫っての研修です。腎臓の検査として重要なe-GFRについて説明しています。
スライドだけでなく、白板を使って理解しやすく説明します。講師は、医療職でないスタッフのために、内容をブラッシュアップして工夫たそうです。
メディカルクラークは、病院に勤務する専門職ではありますが、医療職ではありません。しかし、医師の診療補助も業務ですので、やはり医療のことを知らなければならないのですね。自分の専門外のことでも勉強しようとする姿勢に本当に頭が下がります。
今後とも、一緒に頑張っていきましょうね!
]]>
先日、2日間にわたって看護学校へ出張シミュレーションに行ってきました。
これから臨む実習に当たって、患者さんとのコミュニケーションやバックグラウンドの理解、身体・精神・社会面でのアセスメントなど、必要なことを事前にトレーニングすることが目的でした。
写真などを撮ることができませんでしたが、学生さんたちがはじめは緊張していましたが、徐々に堂々と看護者、援助者としての思考や行動をとることができるようになってきているのを目の当たりにして、これからの看護を担う人々をとても頼もしく感じました。
実習でも、トレーニングの成果が出て、患者さんにいい看護ができますように。お祈りしています。
というわけで、出張シミュレーションの後はいつも大量の機材の片づけをしています。
シミュレーションは楽しいのですが、片づけはため息が出る瞬間です。
でも、次に備えてきちんとメンテナンスするぞ!
]]>
先日、看護師対象の研修「フィジカルアセスメント:心音聴取」を行いました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
フィジカルアセスメントの研修は、シミュレータを使用するので人数を限らせていただいています。今回は、3名の方の参加sでした。
講義で心音発生の機序などを説明しています。
講義の後、心音のシミュレータを用いて実際に心音を徴取します。今回の研修では、参加者の病棟特性に合わせて特に心雑音の聴取に重点を置きました。
この研修は、依頼を受けて訪問している病棟の師長さんから、「スタッフが勉強したいといっている」という声をいただいたので実施しました。参加された方のニーズに合った話ができるとよいのですが。
高齢化に伴って、心疾患を合併されている入院患者さんは増えています。心疾患による入院でなくても、看護師がフィジカルアセスメントを用いて、そのリスクを明らかにできれば、患者さんの合併症を減らし、入院期間の短縮ができますよね。
学習の成果が現場に反映されるといいですね。一緒に頑張りましょう!
]]>
10月6日、管理栄養士対象の研修「呼吸の検査とフィジカルアセスメント」を実施しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
お忙しい中参加してくださった方、ありがとうございました。
分散開催で研修を実施しています。今回は3名の方の参加でした。
レントゲン、CTや呼吸機能検査などの検査所見が、実際のフィジカルアセスメント、理学所見とどのように関連しているかについて説明しました。
胸水貯留とレントゲン、聴診の関係について講義しています。
少し難しい内容だったかもしれませんが、これからの管理栄養士(「臨床」管理栄養士との呼称もあるようです)は、病状の変化についても理解できる必要があるそうです。少しずつでも、一緒に学習を深めていければと思います。
]]>
病棟から依頼を受けて、看護師対象の研修「フィジカルアセスメント:心音聴取」を実施しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
フィジカルアセスメント系の研修は、シミュレータを用いるため、受講人数を限らせていただいています。今回は、2名の参加でした。受講者はお休みの日に受講されているので、私服で来られています。
スライドや白板を用いた講義と、シミュレータを用いた演習を交互に実施しています。このスライドは、心音聴取位置について示したものです。
心音聴取用シミュレータ(京都科学製イチロー?です。本当に優秀なシミュレータなのですよ!)を用いて、自分の聴診器を使って心音を聴取していきます。今回は、受講者の病棟特性に合わせて心雑音聴取を中心としたプログラムを組んでいます。
心雑音だけでなく、レバイン分類のための胸壁振動(スリル)の触診も学習します。やはり、フィジカルアセスメントでは触診も重要なのです!
今日の学習内容が、臨床に生きればいいですね。一緒に頑張っていきましょうね。
]]>
10月3日、医療ソーシャルワーカー対象の研修「悪性腫瘍総論」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、学習者の方が「学校で医療や病気について勉強したことがないので、勉強したい」というニーズを持っておられたので、それにこたえる形で始まりました。したがって、基礎からわかりやすく説明することをモットーとしています。
子宮がんについて説明をしています。各悪性腫瘍の各論については、来月から月1回で、少しずつ勉強していくことになります。
]]>
9月20日、ひめマリアオリジナルの自主研修「Labo#5 血算・凝固」を実施しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、看護師やリハビリ職種などの医療職を想定して作られているものですが、今回はメディカルクラークの方が希望されて研修を受講されています。ですから、講義の内容も対象者に合わせて少し変更しています。
血算とは、採血した血液の血球を数えたり、比率を見たりする検査です。案外たくさんのことがわかるんですよね。
参加した方のお役に立てばうれしく思います!
]]>
先日、病棟から依頼をされて、看護師と介護福祉士を対象とした急変対応シミュレーションを実施しました。
ファシリテータとして、ひめマリアの松村が参加しました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
まずはオリエンテーションと事前学習内容の確認を実施します。この回は、看護師、介護福祉士合わせて3名の方の参加でした。
続いて、シミュレーションの実施です。患者さんの様子がおかしい!発見したスタッフは、ほかのスタッフに連絡し、観察、処置を行います。
5分程度のシミュレーションを実施した後は、振り返りをして、よかった点や改善すべき点を整理して、何度もシミュレーションに当たります。
]]>
9月7日、リハビリ職種の方を対象とした研修「心音聴取」を行いました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、講義とシミュレータによる演習のハイブリットで行っていきます。
まずは、講義で心音聴取のコツや心雑音が発生するメカニズムなどを学習します。
そのあと、心音の聴診シミュレータを用いて聴診の演習を行います。
心音の聴取はなかなか機会がありませんが、そのほかの心臓の検査と組み合わせるととても有用です。心臓リハビリテーションが注目されていますが、リスクが高い患者さんのリハビリを行うには、そのリスクを査定する必要があります。今回の研修は、それに役立つものだと思います!
]]>
先日、メディカルクラークの方を対象とした検査データ判読セミナー「Labo#3 心疾患」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
]]>
8月23日、看護師対象の検査データ判読セミナー「Labo#4 血液ガスとラボデータ」を開催しました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
この研修はひめマリアの公開研修で、今回は2名の方が参加してくださいました。
酸素解離曲線について説明しています。
白板を用いて、わかりやすく説明をしています。
この講義は、酸素解離曲線、A-aDO2、重炭酸イオン(HCO3-)による酸塩基へ移行の緩衝系など、重要な項目が盛りだくさんです。血液ガスは、検査としては比較的よくなされるものですが、患者さんの動脈血を取らないといけないので苦痛が強く、何度も実施できません。そのため、解釈を正確に行う必要があります。
必要な知識を身に着けて、より的確で高度な看護ケアのそのお手伝いができればと思います!
]]>
先日、法人内の老人保健施設「マリア・ヴィラ」のリハビリ職員を対象とした研修「喫煙と健康」を実施しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
分散開催で実施しています。今回は4人の方の参加でした。
タバコによる呼吸器合併症について説明しています。
喫煙は、?発がん、?呼吸器・循環器病の惹起、?ニコチン依存 など、健康に対する影響がみられます。
とても熱心に講義を受けてもらいました!
喫煙と妊娠・出産について説明しています。母親が喫煙していると、その娘の子ども(つまり孫)も糖尿病などのリスクがあることがわかっているそうです。環境タバコ煙による受動喫煙や三次喫煙の問題もあります。
興味のある方は、書籍やホームページなどを参照してくださいね。
(今回の講義は、日本禁煙学会のテキスト「禁煙学」を参照しました)
]]>
先日、リハビリ職種の方を対象とした検査データ判読研修「Labo#12 電解質とラボデータ」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
「リハビリ職は、血液検査のデータまで見なくてもいいんじゃない」?と思われる方もいらっしゃると思いますが、病院のリハビリ職種リハビリを主な入院の目的とする方だけでなく、病気からの回復のためにリハビリをする人もたくさんいらっしゃいます。その方の体の中がどうなっているのかを知ることはとても重要だと思います。
特に、今回のテーマの電解質は、筋肉の運動にも関わります!
皆さん真剣に聞いていますね!
]]>
先日、看護師さん対象のラボデータ判読セミナー「Labo#0 共通項目(検体採取時の基本)」を実施しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
参加してくださった方は、お休みで勉強に来てくださいました。私服で講義を受けています。
この講義は、看護師が採血の検体を採取する際に、より正確な検査値を得るための採決時の基本的な手技や注意点などを学習します。日ごろあまり注意したことがないことばかりなので、細かいコツを学ぶことができて目からウロコですよ。
この日は、Labo#0の後にLabo#6 膵疾患とラボデータも実施しました。
参加してくださった皆さん、お疲れ様でした。
]]>
先日、リハビリ職種を対象に「呼吸のフィジカルアセスメント」の研修を実施しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、講義とシミュレータによる聴診を繰り返す、ハイブリッドの研修になっています。
呼吸音の聴診は、患者さんの状態把握の第一歩ですから、講師も気合が入ります!
呼吸音シミュレータを使った聴診の演習もあります。
受講者の皆さんは、事前の知識も十分で、楽しそうに、でも真剣に演習に取り組んでおられました!
]]>
8月2日、看護師さんを対象とした研「Labo#3 心疾患とラボデータ」を開催しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
参加してくださっている方は、業務外で勉強に来られているので、私服です。
この研修は、「ラボ(検査)データ判読セミナー」のうちの一つで、主に虚血性心疾患と心不全の患者さんの検査データの読みについて学習します。
虚血性心疾患の検査データについて説明しています。虚血性心疾患、特に急性心筋梗塞はご本人の症状や心電図変化も重要ですが、血液検査のデータも非常に重要です。看護師さんが判読できることで、患者さんの予後の予測や重症度の判断により、ケアの方向性を決定することができる非常に重要な指標です。
検査データは、数字の羅列のように思われてなかなかとっつきにくいですが、セットでみるといろいろなことがわかります。ほかの研修にも、ぜひいらしてくださいね!
]]>
先日、医療ソーシャルワーカーと事務スタッフを対象とした研修「甲状腺疾患」を実施しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、「患者さんの疾患をもっと勉強したい」という受講者の方の声をもとに実施している研修です。
今回のテーマである「甲状腺疾患」は、致死的なものは多くありませんが、特に高齢者は罹患している方が多く、影響が全身に及ぶ疾患が多いです。(甲状腺のホルモンは体の代謝をコントロールしているため)
甲状腺のホルモン分泌の過程は複雑なため、白板等でわかりやすく説明していきます。
今回の研修が、いい臨床実践につながりますように!
]]>
先日、管理栄養士の方を対象とした研修「ウィルス学」を実施しました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
ウィルスについて学習する前に、「病原性微生物」について学習します。細菌やウィルス以外にも、原虫やリケッチアなど、様々な病原性微生物があり、特徴も異なりますので、それについて説明しています。
ウィルスは、食中毒の原因にもなるので、管理栄養士の方も真剣ですね。
講義の内容は、ウィルスの生態や治療だけでなく、私たち人間の情報伝達方法(デマなどの防止)にも及びます。管理栄養士さんの専門性からは少し外れた内容だったかもしれませんが、医療者として正しい情報を持つことはとても重要です。
患者さんとのかかわりの中で、活かすことができればいいですね!
]]>
7月24日、看護師さんを対象とした研修「ECG2nd」を開催しました。
講師は、ひめマリアの田中EMが務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
この研修は、十二誘導心電図の判読を目標とした3回シリーズの2回目です。この回では、「虚血性心疾患の心電図」の判読を主に行います。90分のうち、半分は講義、半分は演習です。
まずは講義で知識を注入します!
続いて演習です。表示された心電図を見て、虚血性の異常があるかを判断します。
「これじゃない?」「これもおかしいように思うけど…」参加者同士で話し合いながら進めていきます。
講師もアドバイスをしながら、みんなで所見をつけていきます。
このような過程を通して、「自分たちで判断する」力を身に着けていくのですね。
看護師にとっては、十二誘導心電図の判読はハードルが高いですが、たくさんの情報が含まれているので、患者さんの理解にはとても有用です。病棟でも頑張って読んでいきましょうね!
]]>
ある病棟から依頼をされて、急変対応シミュレーションを実施しています。
今回は、看護師、介護福祉士合わせて4名の方でシミュレーションを行いました。
ファシリテータは、松村が務めました。参加してくださった方、ありがとうございました。
シミュレーションの前に、オリエンテーションと知識の確認を行います。事前の学習課題を出題していたのですが、皆さんとてもしっかりと学習してくださっていました!
知識の確認が終わったら、早速シミュレーションです。今回は、「夜勤で患者さんの様子が変わった」という設定なので、部屋を暗くして設定しています。急変対応はチームで行うことが大切ですから、専門的な技術や知識だけでなく、チーム内でのリーダーシップとコミュニケーションがとても重要です!
シミュレーションは5分程度で終了します。シミュレーション後は、振り返りをして、「どこがよかったのか」「次はどうしたらよいのか」についてメンバーで意見を出し合います。とても活発に意見が出ていました。
シミュレーションで重要なことは、「いかに現場に活かすことができるか」です。患者さんの状態が変わることは一定の確率で起こるので、その際に今回のシミュレーションが活用できればうれしく思います!
]]>
現在、シミュレーションに関する備品を作っています。
何を作っているでしょうか?
?ガムテープを貼り合わせて、板状にします。
?ガムテープの粘着面に、100円均一ショップで買ってきた綿(人形に使うもの)を貼り付けます
?綿を、100円均一ショップで買ってきたタオルで上から覆います。
?ガムテープの表面からみたらこんな感じ。タオルの端をテープで固定します。
?最後に、タオルのうえから100円均一ショップで買ってきた肌色の布(フィギュアなどを作るためのものものだそうです)を貼り付けます。
裁縫ができないので、すべて接着剤を使った「工作」です。何ができたでしょうか?
ちょっと写真がぼやけていますが、シミュレータの脚に巻くと、むくんでいる皮膚ができました!そこそこリアルだと思うんですが… ただし、綿の反発が強すぎて、むくみとは言いにくいものになってしまいました。もっと高い素材を使ったらさらに良かったかも…。素材づくりの旅は続きます!
]]>
7月6日、病院で患者さんの退院調整などを行っている、医療ソーシャルワーカーを対象とした研修「循環器疾患」を行いました。
講師は、ひめマリアの田中EMです。
参加してくださった方、ありがとうございました。
今回は6名の方の参加でした。
循環器疾患の定義を説明した後、急性冠症候群、不整脈と心不全に分けて説明を行いました。
循環器疾患患者の数は増えており、循環器の専門病院でなくても病気を持つ患者さんは多くおられます。
福祉職とはいえ、疾患の知識がどうしても必要なようです。
参加した方が患者さんを理解するのに役立てばうれしく思います!
]]>
じめじめしてうっとおしい天気です。地域によっては、災害級の大雨が降っているようですが、皆さんのところではいかがでしょうか?
ひめマリアのある姫路市は、それほどの大雨が降っているわけではないのですが、降ったりやんだりです。
今朝は、気温が高かったせいか、霧が出ていました。
こんな中でも、ひめマリアはしっかり活動しています。ぜひいらしてくださいね!
]]>
先日、病棟からの依頼を受けて、急変対応シミュレーションを行いました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
グループを変更しながら、連日行っているので、その様子を少しずつお伝えします。
まずはオリエンテーションを実施します。目標、目的を確認することが重要です。
今回は、1チーム4人の方の参加でした。
早速、シミュレーションの開始です。巡視に入ったら、患者さんの調子がおかしい!
早速、対応を開始しますが、何となくぎこちない感じです…。
シミュレーションが終わったら、振り返りをして、どのようにしたらもっと良くなるかを考えます。
振り返りの後に、何度もシミュレーションを繰り返します。
なんどか後のシミュレーションの様子です。全体的にてきぱき感が増しているのがわかりますでしょうか?
振り返りにも、主体性が出て、自分たちの問題を自分たちで解決しようとする姿勢が出てきました!
回復期の病棟は、急変は少ないかもしれませんが、いざ起こった時は本番です。このようなトレーニングを通して、緊張感を高めていければいいですね。参加してくださった方、お疲れ様でした。
]]>
先日、ひめマリアの属する社会医療法人財団 聖フランシスコ会内の老人保健施設 マリア・ヴィラ のリハビリ職を対象とした研修「高齢者の身体的特徴2」を開催しました。
講師は、ひめマリアの松村が務めました。
参加してくださった方、ありがとうございました。
分散開催で実施しています。今回は3人の方の参加でした。
今回は、前回の行った内容(「高齢者の身体的特徴1」)の補足と続きを行いました。高齢者の方を見る場合、「病的老化」と「生理的老化」の見極めが大切ですが、そこがあいまいで難しいのです。
老化はだれしも訪れるものですので、老化現象が対象者の方のQOLにいかに関わっているかが大切で、そこを見極めるのは私たちヘルスケアワーカーの重要な役割です。
業務で忙しいにもかかわらず、学習を続ける施設に頭が下がります。これからもよろしくお願いいたします!
]]>
看護大学のシミュレーション実習は、無事終了しました。
ひめマリアに来てくださった学生さんたちは、いい学びができたでしょうか?
ご自分の課題が明らかになって、これからの学習の指針になればうれしいです。
さて、準備があれば片付けがあるのがシミュレーションの理です。
というわけで、現在せっせとひめマリアでは片付け中です。
片付け中の写真を1枚。
ちょっとわかりにくいですが、実習で使ったドレーンバックなどを洗って干しています。
ドレーンは、ふつうは再利用しないのですが、ひめマリアでは患者さんに使わないので、不潔にならない範囲でできるだけ再利用しているんです。乾燥させたら、また別のシミュレーションに使います。
次のシミュレーションがあればお伝えしますね!
]]>
梅雨に入って、当たり前ですが雨が降ったり晴れたりを繰り返していますが、体調を崩しておられませんか?
17日 土曜日は梅雨の中休みだったようで、とても気持ちがいい晴れの天気でした。暑かったですが…。
いつものように、ひめマリアのテラスに出て写真に撮ってみました。
さわやかさが、皆さんにもお伝えできればと思います。実際に撮影したのは昼間でしたので、結構暑かったです…
]]>
近々に、看護大学からひめマリアへのシミュレーション実習を受け入れることになりました。
沢山の学生さんがひめマリアを訪れて、一緒に学習をする機会です。
ひめマリアで実習をするので、病院で実習をするわけではありません。
実習形式も、シミュレーション実習ですので、患者さんは人形を使います。
準備の様子です。
学生さん用の椅子を並べています。グループごとにホワイトボードを設置して、グループでの話し合いができるようにしています。
患者さんは、ひめマリアのシミュレータが担当します。今回は、手術を受けた後の設定なので、酸素マスクやドレーンチューブが入っていることになっています。
学生さんたち、お待ちしております!
]]>